【思い出のお酒】ニコラシカ

こんばんは。

今日は朝からゴルフをして気づいたら寝ていたので毎日更新が終わるところでした。

今回は私の思い出のお酒について記事にしたいと思います。

ニコラシカとは？

ニコラシカというカクテルは、ショットグラスにブランデーを注ぎ、グラスの上にレモンを乗せ、

その上にさらに砂糖を乗せたカクテルです。

こういう感じで出てきます。

出てきたら、砂糖がこぼれないようにレモンを持ち、レモンの果肉をかじって、ブランデーを

口の中に放り込む。

すると、口の中でカクテルが出来上がるというなんともお洒落なカクテルです。

ただ、当然、ブランデーをストレートで飲み干すので、かなり度数は高いカクテルになります。

味は甘めで蜂蜜レモンを舐めた後にブランデーの旨味がガツンとくるような感じになります。

ニコラシカとの出会い

私は、大学生のころBARによく通っていました。

キッカケは友達と「そろそろ安い居酒屋で馬鹿騒ぎするだけじゃなく、美味しくお酒を飲もう」

と安い居酒屋でひたすら馬鹿騒ぎした後に突然思い立ったからです。

そして、そのBARに毎週のように通うようになるのですが、それはまた別のお話なので、

今回は割愛します。

そのBARに入った時、私も友達もオーセンティックなBARに入るのは初めてでした。

メニューはないし、店内薄暗いし、大人の方々が多いし、何頼んでいいかわからんし…

とりあえず無難にビールを頼んだのを覚えています。

その時に、友達の一人が、「お前らニコラシカって知ってる？」といったのです。

たまにいますよね。お酒知ってる自慢する感じの人。

そこで頼んだのが始まりでした。

ニコラシカとの初対面〜そして定番に

始めてニコラシカと出会った私は、衝撃を受けました。

なんで馬鹿騒ぎしないと決めて訪問したBARで、逃げようのない罰ゲームを受けないと

いけないのか。とその時思ったのです。

ですが、初めてでしたので、友達と乾杯して一気に飲み干しました。

「あ。テキーラとかに比べたら全然飲みやすいやん。」

そう感じたのを覚えています。

それからそのBARに行くたびに頼んで、よくマスターとも乾杯をしていました。

ニコラシカを毎回飲んでいましたが、実はそのBARで飲むバイオレットフィズが好きで、

バイオレットフィズを毎回頼んでいました。

ちょっとBARに通い出した私は、やってみたい事がありました。

「マスター、いつもの頂戴」

よくドラマとかであるあのセリフです。ついに私も大人の階段を登ったと思いました。

するとなぜかマスターはレモンを切り、ショットグラスを準備しました。

あれ？おもてたんと違うな…

ええ。そうです。ニコラシカが出てきました。

そんなこんなで、そこのBARでは、私がくるとニコラシカが出てくるようになってしまいました。

10年近くたった今でもです。

ニコラシカとの因縁

行きつけのBARに行くとニコラシカが出てきてしまうので、そこのBARで知り合った方々と私は

いろいろなBARを渡り歩くことになります。

ですが、同じ区域にあるBARではなぜか私の情報が出回っており、どこに行ってもニコラシカ

飲むか？と言われるようになってしまっていました。

たまにBARでお手伝いをした時もご褒美はニコラシカです。

ご褒美と言っていますが、おそらく作るのも簡単やし、飲んでるの見るの面白いだけやと

おもいます。ちょっといいブランデーとかどっちでもいいんです。

そんな中私は就職し、香川県に移り住みます。

香川県でもBARを探し、行きつけのようなBARを見つけました。

そこは私もBARに慣れており、飲みたいお酒を頼んでいましたが、メニューの中になんと、

ニコラシカの文字が…

そこを見ているとマスターが、

「ニコラシカ飲む？うちのは和三盆使ってるから美味いよ！」

あれ？バーテンダーってみんなニコラシカ好きなん？？

はい。乾杯しました。

ちなみに岩手県で行ったBARでもニコラシカを飲みました。

もしかすると日本で1番ニコラシカに好かれているのは私かもしれません。

まとめ

なんか、今回の記事は語り口調になってしまい、ほとんど私の体験談になってしまいました…

ですが、ニコラシカは罰ゲーム感覚で飲むのではなく、普通に飲むと、すごく美味しいカクテル

ですし、見た目にも飲み方にも楽しみのあるカクテルです。

是非、BARに行かれた際は飲んでみてください！

多分私と同じくニコラシカに好かれてしまいます！笑